床に映した夜の海に、マイクで息を吹きかけている様子

中部電力 テクノフェア2026 展示作品

波が灯す、名古屋の夜景。

マイクに、ふーっ。起こした波が岸に届くと、街に灯りがともります。

RIPPLESCAPE

リプルスケープ

波力発電をモチーフにした体験型インスタレーション

暗くした床に浮かび上がる、名古屋港付近の夜の海と海岸線。手前のマイクに息を吹きかけると波紋が広がり、岸に届いたところで街に灯りがともります。

遊び方

息を吹いてから、街が灯るまで

  1. 息をとらえる
    手前に置いたマイク2本が、吹きかけられた息の強さをとらえます。
  2. 波紋が生まれる
    マイクの位置から波紋が広がります。波の動きはその場で計算していて、波紋どうしが出会うと重なり合います。
  3. 波が電気になる
    波紋が岸に届くと、波が運んできたエネルギーが電気に変わります。
  4. 街が灯る
    その電気で、岸に近いところから街に灯りがともっていきます。

ふたりで、せーので吹いてみて。

マイクは2本あります。となりの人と息を合わせて、同時に吹いてみてください。

波力発電について

波で、電気がつくれるって知ってた?

海の波は、風から受け取ったエネルギーを運びながら進んでいます。中部電力が研究している波力発電では、岸に置いた装置に波を当てます。入ってくる波と、壁ではね返った波が重なると、装置の板が大きく揺れます。その揺れで油圧のモーターを回して、電気をつくります。波のエネルギーを吸い取るので、海岸を波から守ることにも役立つと考えられています。

風 → 波 → 電気 → 街の灯り作品では、この流れをたどります

展示

  • 会期:2026年10月29日(木)・30日(金)
  • 会場:中部電力株式会社 技術開発本部(テクノフェア2026)

クレジット

  • 企画・ディレクション:Academimic
  • 制作:Visionary Lab from 株式会社アラヤ
  • プロジェクト構想:日建設計総合研究所

Ki Sci Ikiプロジェクトについて

Ki Sci Iki

Ki Sci Iki(キサイイキ)は、日建設計総合研究所とAcademimicが進める、研究の知見をアートとして街にひらくプロジェクトです。名前は、川と海の水が混ざり合う「汽水域」から。2025年に仙台駅で展開した第1弾『オトシブミ』に続き、第2弾の本作では舞台を研究所に移し、研究の現場そのものを地域にひらきます。

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Academimic

研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベル。研究に触れてうまれたエモーショナルな想像を、小説、音楽、映像作品などあらゆるメディアで表現し、フィクションとノンフィクションの間にある新たな体験を作っている。研究者や企業と組み、研究の世界を人が体験できるかたちにして届けています。

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